肌のザラザラ感や黒ずみに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。洗顔ミトンは肌に優しく毛穴にも効果があるおすすめのアイテムです。しかし、使い方や効果など洗顔ミトンは分からないことも多いですよね。ここでは、洗顔ミトンの使い方や効果、洗顔ミトンの素材も解説します。
洗顔ミトンは洗顔クロスの一種?
洗顔クロスの一種である洗顔ミトン。洗顔ミトンに限らず、洗顔クロスを利用すると、手で洗うよりきれいに洗顔することができるといわれています。今回はそんな洗顔クロスについて、とくに人気のミトンタイプのものを中心にご紹介していきます。
洗顔クロスは洗顔の時に使う布や繊維の総称
クロスとは「布」という意味。つまり洗顔クロスは、洗顔に用いる布のことです。一口に洗顔クロスといってもさまざまなタイプがあり、手袋のような形のミトンタイプのほか、パフタイプや、こんにゃくスポンジタイプのものがあります。
それぞれに特徴やメリットが異なりますので、自分にあった種類の洗顔クロスを使用するのがおすすめです。それでは、まずは洗顔クロス全般に共通するメリットや利用法についてご紹介していきましょう。
お肌の汚れが落ちやすい
洗顔クロスを利用する最大のメリットは、肌の汚れをきれいに落とせる点です。洗顔クロスは細かい 繊維が毛穴の奥の汚れまできれに絡めとってくれます。手では届かない汚れまで落としきれるので、つるんとした洗いあがりになります。
また洗顔クロスを使用すると、力が分散されるため、均一な力で顔全体を洗うことができます。柔らかい繊維のものをつかって正しく洗顔すれば、肌への負担が少なく、かつ、きれいに洗い上げることができるのです。
洗顔クロスは週に2~3回を目安に
洗顔クロスは肌の汚れをきれいに落とせるピーリング効果が高い分、手で洗うよりも摩擦が大きくなりがちです。洗顔クロスを使って洗顔するときは、こすらず、優しく肌をなでるようにして使用しましょう。使用頻度は、週に2~3回が目安です。
また洗顔クロスの保管方法もとても大切なポイント。洗顔クロスに汚れが残っていたり、生乾きの状態で保管したりすると、雑菌が繁殖して不衛生です。使用後の洗顔クロスはきれいに洗い、よく乾かしてから保管しておきましょう。また、1年をめどに新しいものに交換するのがおすすめです。
洗顔クロスには洗顔ミトンの他にどんなタイプがある?
洗顔クロスの種類について、それぞれの特徴と、メリット・デメリットについてご紹介します。洗顔効果を高めるためにも、ぜひ自分に合ったものを探してみてください。
楽なのにしっかり洗える「ミトンタイプ」
ミトンタイプは、その名の通り、手袋のミトン型になっている洗顔クロスです。親指を外に出し、残りの4本を中におさめて使うタイプのものが主流になっています。しっかりと固定した状態で洗顔ができるので、落としたりズレたりする心配がありません。
指先にすっぽりはめた状態で使用しますので、あまり力を入れずに、広い範囲を一気に洗える点もメリットです。小回りもきくため、小鼻や顎といった凹凸のある部分も簡単に洗うことができます。乾きにくいというデメリットはあるものの、楽に洗顔をしたいという人には、ミトンタイプの洗顔クロスがおすすめです。
変幻自在で乾きも早い「タオルタイプ」
タオルタイプは、その名の通りタオルやハンカチのような一枚布の洗顔クロスで、もっともオーソドックスな形といえます。洗う部分に合わせて形状を好きなように変化させられるので、小鼻など細かい部分を洗うときにも便利です。
また、薄手のものが多いため、使用後の乾燥が速いというのもメリットです。一方で、形が自由自在である分、不器用な人には扱いにくく感じることもあります。
ふんわり心地いい肌触りの「パフタイプ」
パフタイプは厚みがあるため、肌に当てた時にふんわりと触り心地がよいのが特徴です。また内部にも幅がある分、水や空気を多く含むため泡立ちがよく、洗うときも広い範囲を均一的に洗うことができます。力を入れなくても汚れが楽に落ちるため、敏感肌の人にも向いています。
パフタイプの洗顔クロスを使うときは、ファンデーション用のパフのように、指をかけられるような形になっているものが使いやすいでしょう。デメリットとして、乾きにくいという点が挙げられますので、洗い替え用にいくつかストックしておくのがおすすめです。
洗顔ミトンの効果や特徴とは?
洗顔ミトンは洗顔クロスの中でも、最も使いやすくて初心者にもおすすめの種類です。その魅力について、もう少し掘り下げてご紹介してみましょう。
細かい繊維で毛穴や古い角質を取り除く
洗顔後に肌がざらつくのは、毛穴の汚れが落ちきっていない場合がほとんどです。とくに手で洗顔する場合、手には凹凸がないため、毛穴の奥の汚れにまで届いていないことが多いのです。一方、多くのミトンにはコットンや天然コラーゲン繊維、シルクなど、繊維の細かい素材が用いられています。
これらの素材が使われた洗顔ミトンは、水に浸すことで、一本一本の繊維が水を抱え込んで膨らむため、優しくなでるだけで、毛穴の奥の汚れまでごっそり洗い落とすことができます。1つ気をつけたいのは、とにかく肌あたりの優しい素材が使われた洗顔ミトンを用いること。
目の粗いものを使うと、肌への摩擦が大きくなり、逆に黒ずみやキズ、肌荒れの原因となることがあります。安価なものは肌触りがよくないことがありますので、くれぐれも注意してください。
自然由来の肌に優しい繊維で安心
前述のように、洗顔ミトンの多くは、オーガニックコットンや天然コラーゲン繊維、シルクなどの自然由来の素材を採用しています。これらは肌触りがいいだけでなく、肌への負担も少ないです。洗顔クロスが原因で肌を傷めたくないという場合には、ぜひ天然由来の素材を使用した洗顔ミトンを選んでください。
手にはめて使うので簡単
洗顔ミトンは指先に装着して使用するため、自分の手で直接洗うような感覚で洗顔することができます。洗顔クロス初心者や不器用な方にも扱いやすいでしょう。小回りもいいの で、小鼻などの黒ずみが気になる部分も簡単に洗うことができます。
洗顔ミトンに使われている素材とは?
洗顔ミトンに使われている主な素材として、以下の3つが挙げられます。それぞれの特徴やメリットについてご紹介してみます。自分に合った素材を探す際の参考にしてください。
オーガニックコットン
もっともスタンダートといえるのが、オーガニックコットンを使用した洗顔ミトンです。オーガニックコットンとは、無農薬かつ化学肥料を使用せずに有機栽培されたコットン(綿)のことです。
オーガニックコットンは、収穫後も漂白などの化学的な処理がなされていないため、肌への負担も少なく、コットン本来の素朴で柔らかな肌触りが感じられる点が特徴です。
天然コラーゲン繊維
自然界にしか存在しない繊維で、天然コラーゲンナノファイバーとも呼ばれています。ナノという名 前の通り、非常に繊維が細かいのが特徴です。繊維の先端が丸まっているため、肌への刺激が少なく、敏感肌や肌が弱い方にもおすすめの素材です。
またコラーゲンは水を抱え込む性質のため、濡らすとプルプルの感触になって、とても洗い心地が良いのも特徴の1つです。天然コラーゲン繊維の洗顔ミトンは、鹿革やなめし革などのものが代表的です。
中見出し:シルク
シルクとは、生の繭からひいた糸を何本もより合わせて1本の糸にしたものです。こういった絹になる前の糸は、生糸という名称でも知られています。とにかく繊維が細かいため、肌を優しくなでるだけで、毛穴の奥の汚れまで簡単に落とすことができます。
シルクは肌への摩擦も少ないので、刺激に弱い敏感肌の人でも安心して使うことができます。さらにうれしいのが、シルクには美容成分がたっぷり含まれている点。カロテノイドやセリシンといった美容成分のほか、高純度のアミノ酸も含まれているため、洗うたびに肌に潤いを補給することができます。
また、シルクに含まれているカロテノイドには殺菌効果もあるため、衛生的に保管するのにも役立ちます。
洗顔ミトンの使い方とは?
ここからは、洗顔ミトンを使用した洗顔方法についてご紹介していきます。洗顔効果の高い洗顔ミトンですが、使用方法を誤ると、汚れが落ちなかったり、逆に肌を傷めたりすることもあります。
より高い洗顔効果を実感するために、ぜひ以下のポイントに注意してみてください。
ミトンを水に浸して優しくなでる
まず、ミトンはたっぷりの水を含ませて使用しましょう。ミトンを濡らすことで繊維が柔らかくなるだけでなく、大きく膨らむため毛穴奥の汚れにも届きやすくなります。洗顔ミトンの中には、洗顔料を必要とせず、水に濡らすだけで汚れが落とせるものもあります。
洗顔料を必要としないタイプの洗顔ミトンは、水に濡らして肌を優しく撫でるだけで洗顔が完了。力を入れたりこすったりすると、肌を傷つけてしまうので、くれぐれも優しく撫でるように洗ってください。小鼻や顎など、黒ずみが気になる部分は、くるくると小さな円を描くように洗うのがおすすめです。
ミトンに洗顔泡をのせて優しくなでる
洗顔料が必要なタイプの洗顔ミトンは、水に濡らしたあと、洗顔泡をのせ、その泡で肌を撫でるようにして洗顔を行います。ミトンに直接洗顔料をつけて泡立ててもよいですが、もし泡立ちが悪い場合は、泡立てネットなどで泡立ててから、洗顔ミトンに載せるとよいでしょう。
洗顔料を必要としないタイプの洗い方と同様、肌にあてるときは、こすらずに優しく撫でるようにして洗います。小鼻や顎など、黒ずみが気になる部分は、泡を滑らせるように、小さな円を描きながら洗います。
洗顔料を使用する場合、使用後の洗顔クロスは念入りに洗いましょう。繊維の間に洗顔料が残ると、雑菌が繁殖することがありますので、注意してください。
洗顔はぬるま湯で
洗顔をするときは、最初から最後までぬるま湯を使用しましょう。熱すぎるお湯で顔を洗うと、肌をいためるだけでなく、必要な油分や水分まで洗い流してしまうため、洗顔後に乾燥しやすくなります。乾燥は毛穴が開く原因にもなるため、くれぐれも熱湯は使わないようにしてください。
逆に冷水は、毛穴が収縮して汚れが落ちにくくなってしまいます。洗顔におすすめなのは、20度~32度くらいのぬるま湯です。
洗顔ミトンで肌を優しくケアしてツルツル肌になろう!
洗顔ミトンは洗顔クロスの中でも扱いやすく、初心者にもピッタリな種類です。最近肌がパッとしないというときには、洗顔ミトンを使ってみると、驚くほど透明感が出るかもしれません。素材や使用法に注意しながら、洗顔ミトンを使って美肌を目指してみてくださいね。
結論、おすすめの洗顔ミトンは?
洗顔ミトンにもいろいろな種類のものが発売されており、選ぶのも一苦労です。大手化粧品メーカー資生堂さんから発売されているようなものもあれば、セーム革を使用した高級ミトン、逆にお手頃価格の化学繊維素材のミトンまで、幅広く揃っています。
だからこそ、選ぶのが難しい。
でも、いくら高価な化粧品を使っても、いくら高価な化粧落としを使っても、洗顔やミトンで手を抜いてしまったら元も子もありません。
ということで、イチオシの洗顔ミトンをご紹介。
それは、iimin というブランドから発売されている 洗顔ミトン です。
iimin洗顔ミトンは、群馬県産のシルクを使用した洗顔ミトンで、高級感のある箱入りになっています。その割にはお値段もお手頃で1,000円程度。2018年発売のまだ新しい商品ではありますが、使い心地、使用感はとてもいいです。
他の方のレビューもありますので、ぜひ参考にしてお試しください。